出会い①

2020-11-19 / Aussie Life Other

今思えば昨年の日本長期滞在(2019年5月ー11月)からブリスベンに帰国する時の私の感傷度数は異常だった。

当分日本に帰国出来ないことをなんとなく察知していたのか、かといってブリスベン生活が辛いわけではないのに、夫も待っていてくれているのになぜか異様に悲しかったのでした。やはり何か予感めいたものでもあったのでしょうか。

 

 

いつものように成田経由でどうしても帰りたくない。と割と真剣に思い悩み、(色々な国際空港を使った人ならわかると思うのですが、成田空港のショボさというか暗さというか

もっと楽しい雰囲気にしてくれないと帰国組のこちらとしてはただでさえ帰国で暗いのに、成田空港のあの薄白い蛍光照明のあのムードはきつい)

そこで台湾経由でブリスベンに帰国することにしました。新千歳ー台北ーブリスベンでEVA AIRを使えば殆どカンタス航空と同額で割といい席で帰れる事が判明。台北を経由して帰れば

まだ少しは明るい気持ちになれそうだし、6時間もあるトランジットだからちょっと街まで出て、有名なお寺にお参りしてブリスベンに帰ろう。と気軽に考え

新千歳空港から台北まで4時間半。到着した台北はやはり札幌と比べると蒸し暑く

漢字だらけの標識に当初の狙い通り、帰国への辛さが和らぎました。

 

 

タクシー乗り場のおじさんに「トランジットが6時間あるからお寺をみたいんですが」と聞くと「龍山寺にいきなさい。台湾人にとって龍山寺はパワースポット」と言われ

実は台湾に以前住んでいた友人からも龍山寺はすごいよとは聞いていたので、迷うことなく「龍山寺へ」とタクシーに伝え向かったところなんと空港から1時間半くらい離れてる遠い場所だったことが判明。何のための携帯なのかその辺調べる気力もなく、その距離と時間にタクシーの中で驚く自分・・・相当疲労してたことが伺われます。

 

 

高速をバンバン通って街へ向かっているのを見て「まさか・・街から空港までのこの高速で渋滞したら帰れないな」と不安がよぎりつつも

無事到着。がしかし、機内持ち込み用のトランクを引きずりながら歩く私は完璧観光客だし、なんかこの帰国の日はとにかく頭もぼーっとしていて

全然緊張感なくその場に立ってしまったという感じだったんですよね

あーこれはまずいな・・・と。海外で暮らす自分として感覚でわかるのですが

相手からこれじゃあ弱々の対象に見られてしまうなというバリアが外れた状態であると解るというか?

 

スリとか、そういう初歩的なアクシデントにあいそうな予感というか。

 

 

 

で、もう朝から札幌発でたいして食べてないのでどこかカフェ・・・と思っても龍山寺前ですよ。(知ってる人は知ってると思うけど)結構アジア度数高めのカオスな広場でその辺に座ってるおじさん多数。ちょっとどこかに入って何か食べたいにしても圧倒的屋台だし、何がなんだかわからず

「いや、ここまで来たからにはお参りはしてタクシーに乗ってもう空港に帰ろう」と緊張して思った時、私のゴロゴロ押してたトランクがその辺のおじさんの足を引いてしまい

「いたいっ!(というような中国語)」とおじさん。「ごめんなさい!!!」と思わず日本語で言ったら笑顔で「ええんやで(というような中国語。全部想像)」といった感じで笑顔になってくれて

なんかそこでちょっとホッとして「そうそう、台湾の人って優しいって話だよね。せっかく来たのだから、もう少し探検してから空港にいってもいいのではないか」と思い始めたわけです。緊張が溶けた感じ。

ちょっとしたきっかけなんですよね

で、見様見真似でお参りした後、「あと30分くらいあるな」と確認し目の前にある「占い横丁」という看板のある地下街へ降りるエレベーターに乗り込みました

昔の日本にもこういう駅構内のお店あったよなーという懐かしい気持ちで見ているとチュンチュンと小鳥の声が・・・ありました。占いスペース。

小鳥を使った占いもあるので沢山のジュウシマツがかごのなかで鳴いていて

小さなブースで仕切られた沢山の占いの先生達・・・日本語で「芸能人沢山来てます」というサイン・・・

怪しいし、色々なおばさんが立ちながらこちらを見ている・・・

 

 

 

 

 

その時日本人が来た!日本人が来た!ということで日本語通訳ができる台湾の人が出てきました。

で、結論をいうとこの人がその後、今の私の絵の方のマネージャーになりました・・・(唐突)

 

信じられないんですがそういう出会いを台湾でしました。

私の人生って本当に旅先で縁の深い人に会うっていうのが夫もそうだったんですけどよくあります。

本当、旅先って侮れないです →(続く)